C.A.P.10th-証言:新村和大

2003年、神戸芸術工科大学卒業後、すぐにCAPメンバーとして活動に参加。
CAPではゼニーズの諭吉役や現在もDOORの担当、森下ゼミのスタッフとして活動に参加するなど、まだまだ修業中の身。自分の制作に関しても大学時代は、主に平面作品が中心であったのだが、卒業後はアニメーションの方に興味が向くようになる。それまで、映像などには全く触れたことが無かったので、周りの作家さんにいろいろ教えてもらったりと、只今勉強中である。活動に加わってからは、学生時代とは全然違う未知な生活が始まったように思う。そして、CAPに入ってから、もう1年くらい経つのだが、未だに知らないことが多いことに気付かされる。CAPに来てから経験できたことは、とても多い。いろいろなことに対して準備をしていかなければならないが、CAPではそれができる場所だと感じている。

1.
最初に訪れたのは、アート林間学校(2002年度)の開講中であった。
当時僕は学生で藤本由紀夫さんの授業を受けており、藤本さんの講座がCAP HOUSEでも開講されるということで、友人に誘われ行ったみたのが最初だった。CAP HOUSEの建物の中の雰囲気は小学校みたいだと思ったのが一番初めの印象。
とても懐かしいような空気に浸っていたのを憶えている。初めての場所であったが、メンバーの方々やお客さんの打ち解けた雰囲気に自然に入り込めたように思う。

2.
メンバーになる以前から、何度もCAPでの活動には参加していた。なので、大学を卒業してからは、ごく自然にCAPのメンバーに加わったという気がする。やはり、入る前も感じていたことなのだが、なかなか経験できないことが、そこにはたくさんあるあった。また、アーティストたちの活動を間近に感じることのできる場所であり、自分にとって、刺激的で学べる場所だと思った。なので、自分もCAPメンバーとして活動の中に加わっていこうと決めた。