13|BOOK STUDY 2
本を発明し直す:素材と機構=フィジカリティーのブリコラージュ【4回連続受講のみ】

日時:①9/26㈯ ②10/3㈯  ③10/31㈯ ④11/28㈯ 各14:00-17:00
会場:新開地アートひろば(神戸市兵庫区新開地5-3-14​)Google Map
料金:33,000円  サポーティングメンバー/学割:30,000円
定員:15人
講師:秋山伸(ブックメイカー、グラフィックデザイナー)

BOOK STUDYとは


13-① フィジカリティ(物性)への感性を開く:
    テーブル・アレンジメントから紙の彫刻へ

「紙彫刻」作業風景/2025
撮影:遠藤一成

2026年9月26日㈯ 14:00-17:00 新開地アートひろば

本を単に視覚的なものでななく、物性の複合体と捉えるために、まずは身の回りのモノの物性に向き合います。
次に紙という素材の物性と向き合い、素材の持つ多様な可能性を探求し、プロタイプ制作への気づきを得ます。
同様の視点で興味のある素材を探し、次回までに初期プロトタイプ(プロトタイプ─1)を作ることを課題とします。


13-② 素材と機構のブリコラージュ:平面の連続を考案する

素材と機構の探求過程/2025
撮影:遠藤一成

2026年10月3日㈯ 14:00-17:00 新開地アートひろば

「プロトタイプ─1」チェック:各自が自作の発表をし、講師がアドバイスを加えることで、本としての実効性の精度を上げ、ふさわしい内容を呼び込んだプロトタイプ(プロトタイプ─2)を構想します。
次回までに「プロトタイプ─2」を作ることを課題とします。


13-③ 内容を呼び込む:文字と絵とフィジカリティの共鳴へ

「プロトタイプ─1, 2」展示風景/2024
撮影:遠藤一成

2026年10月31日㈯ 14:00-17:00 新開地アートひろば

「プロトタイプ─2」チェック:各自が自作の発表をし、講師がアドバイスを加えることで、内容と物性が共鳴しているかを検証するとともに、機構の実用的精度を上げていきます。
次回までに完成品を作ることを課題とします。


13-④ 講評会

プロダクト化された製品例/2025

2026年11月28日㈯ 14:00-17:00 新開地アートひろば

各自が構想を発表し、講師がコメントしたり、参加者全員との対話の中で進めます。


講師紹介

秋山 伸(グラフィック・デザイナー/ブック・メイカー)

新潟県生まれ。東北大学工学部建築学科卒業。東京藝術大学美術研究科建築専攻修了。1990年代より、東京・新宿で、建築・デザイン・美術の領域で、展覧会グラフィックや書籍のデザインに携わる。その建築的な構築物としてのタイポグラフィーや造本は、世界で最も美しい本コンクール、ブルノ・グラフィック・デザイン・ビエンナーレやニューヨークADCなどで、国際的な評価を得ている。かつて、東京藝術大学先端芸術表現科やミームデザイン学校で講師をつとめ、また、ソウル、台北、北京、上海やベルリン、チューリッヒ、ミラノなどでのレクチャー、ワークショップの経験がある。

現在、edition.nord代表、アプライド・タイポグラフィー・スクール代表、神戸芸術工科大学ビジュアルデザイン学科教授、多摩美術大学絵画学科版画プリントメディア専攻客員教授。2018年より造本装丁コンクール(Japan Book Design Awards)審査員。2025年には、Stiftung Buchkunst(ドイツ書籍芸術財団)の招きで「世界で最も美しい本コンクール/Best Book Design from all over the World」の審査員を務めた。​

https://editionnord.com

高見澤清隆(インディペンデントキュレーター、前・神戸六甲ミーツ・アート総合ディレクター)

※BOOK STUDYとは

ARTS STUDYの本づくりに関する講座シリーズ。
座学、ワークショップなど、個々に独立しながら連携する内容です。
神戸に本のあらたな循環を生む文化インフラづくりを目指す講座です。

3講座の関係性

BOOK STUDY 1. 基礎 本の構造を知る(松永)→ 本というメディアの“身体”を理解する

BOOK STUDY 2. 再発明 あり得たかしれない本の姿を創造する(秋山)→素材と機構の関係性の中に内容を呼び込む

BOOK STUDY 3. 実装 本が社会に届く道筋を知る(三條)→ 本の“社会的な意味”を再考する