今月のニュース:See Saw Seeds~ハンブルグのゲンゲフィートルから

See Saw Seedsプロジェクトは、昨年フィンランドから来ていたペッカとテイヤに
「アートコミュニティーがドイツにもあるよ。ゲンゲフィートルと連絡をとってみたら?」
と言われたことがきっかけで始まりました。

次はそのハンブルグのアートコミュニティー、ゲンゲフィートルからダグマー、ババック、カヴィの3人がやってきます。
ペインターのダグマーは展覧会を、他の二人はリサーチを行ないますが、もしかすると突然パフォーマンスをするかもしれません。
ハンブルグには既に淺野夕紀、髙橋怜子が5月にひと月滞在しています。
これまで一年余り連絡をとって来たダグマーに聴きました。

————————————
シモダ:C.A.P.から連絡を受けてどんな風に思いました?

ダグマー:テイヤとペッカのことは好きだったので、私に連絡するよう言ってくれたのは嬉しかったわ。世界の反対側にある日本、その国の人とメールでやり取りするのはとってもわくわくして、ちょっと恥ずかしかったけどC.A.P.のことをもっと知りたいと思って返信しました。

シモダ:C.A.P.についてはどう思いました?

ダグマー:私たちがゲンゲフィートルで運動を始める10年も前にアーティストスペースを始めていて、同じ様なステップを踏んでいることは驚きだったわ。今ではこういう活動がたくさんの同じような、あるいは異なった活動を結びつけていく世界的な動きの一部なのだと理解するようになったわ。送ってもらった写真も面白かったし、特にC.A.P.の歴史にはとても興味があるの。

シモダ:浅野さん高橋さんを迎えてどうでした?

ダグマー:自分自身驚いているんだけど、彼らには自然に共感を感じたの。私たちはそんなに違わないんだと感じました。ハンブルグでは二人にたくさん話しを聴いて、神戸でいろいろなアーティストと会えるのをとっても楽しみにしているわ。

シモダ:来日直前の今、どんなことを考えていますか?

ダグマー:実は自分の制作とこちらの3人の調整などでいっぱいいっぱいなんだけど、今は神戸でみなさんに会えること、日本の文化を知ることをたのしみにしています。そしてC.A.P.の運営についてもいろいろ聴きたいわ。