Y3と私 #48

 

 

 

今朝もちょっと寒い朝でした。そして、とてもきれいな朝日になりました。

 

今日の朝日と朝焼けは、格別にきれいだったなあ。

 

僕は、今日は、朝一番からY3に行って、ブローチなどの本焼きと粘土の成形などを行う予定でした。

しかし、今日はなぜか調子が悪く、成形の仕上げに失敗したり、落としたり間違えたりして、ほとんど全部壊してしまいました。ショック。今日一日制作して、結局、何も作れませんでした。

でも、新しい発見もありました。誤って像の耳を壊してしまった時、ゾウって、大きな耳がなくても、ゾウに見える、ということに、改めて気づいたのです。

大きな耳や、長い鼻がなくても、ゾウを表現することは出来るし、そのものらしさ、というものを、勝手に思い込んでしまってはいけないのかも知れませんね。自由に形を作るという気持ちは、とても大切な事のように思います。

 

 

 

スタジオ・アーティストの紙野さんは、一人で本を読んでいるのか、それともパソコンを見ているのかなあ。

 

 

 

「私と私たち」展の会場では、高濱さんが、お茶会を開いていました。高濱さんの作品は、お茶会をする、という事だったのです。たくさんの方が来られていました。

 

 

 

神戸文化祭の三井さんも来られていました。来年の文化祭の写真展DMを作っているようですね。今日はいろいろな方が来られていました。

 

 

そして、ランチの時間。今日はたくさん居ますね。ランチがにぎやかだと、ちょっと楽しいですね。今日は何の話をしたかなあ。外国では、知り合い同士は「ジョージ」とか「メアリー」とか名前を呼びあうけど、日本では「〇〇さん」とかの呼び方をする、とかいう話もしましたね。それから、今のCAPのメンバーには「ゆうき」という名前が多いなあ、ということにも気づきました。「有城」「夕紀」「優希」「雄貴」「祐樹」などなど・・。チーム作りますか。

 

 

 

そしてランチの後は、来年の「大新年会」のチラシを近隣の家々にポスティングです。いくつかのグループに分かれてローラー作戦です。たくさんの近隣の方々が遊びに来てくれたらいいのになあ。

 

 

 

ポスティングから帰ってくると、今度は皆で集まってミーティングですね。今日のミーティングでは、「大新年会」の段取りや係を決めたり、来年の「オープンスタジオ」の事を話し合ったりしたそうですよ。

 

 

そして、少し、「私と私たち」展の作品の紹介。

浦田さんの作品。小さな額縁に入った作品で、中央の木床スペースにあります。

額縁にガラスが入っているので、どうやっても反射して上手く撮れませんが、ご了承願います。作品は、宮澤賢治のお話を題材にしているようです。

 

それから上岡さんの作品。上岡さんはスタジオ・アーティストです。自分のスタジオに展示されていますよ。

 

 

 

 

 

みんながミーティングをしている間、僕は、一人で窯のチェックをしたり、掃除をしたり・・。お腹がすいてきたので、ペヤングの超大盛り焼きそばを食します。久しぶりのペヤング。美味しかったなあ。

この頃のカップ焼きソバは、各社、湯切り口を工夫していて麺がこぼれないようになっていますが、ペヤングは、そういう工夫がないので、湯切り口に箸などを添えてやらないと、麺がダダこぼれになりますので、ご注意を。

 

ペヤングを食べ終わった頃、ちょうど、窯も焼きあがりました。1240度焼成です。うまく焼けていますように。

 

 

ふと、目を上にやると、なんと、お札が貼られていました。Clay Studioのメンバーの人が貼ったんですね。CAPで窯場を開いて10数年間、今までは窯場にはお札とか貼ったことはありませんでした。

これは「あたごきふ ひのようじん」と書いてある札で、京都の料理屋や家庭の台所に貼ってあるものですね。

 

仕事を終えて、鯉川筋をくだり駅に向かう道。拍子木を叩いて「火の用心」と呼びかける人達とすれ違います。いよいよ、年の瀬ですね。

上村亮太