〈単発講座〉
B|Artist Study
今アーティストは何を考え、どういう活動をしているのか?現在、神戸にいる、あるいはゆかりのあるアーティストをお招きしお話を聞きます。身近なところにこんな面白いことを考えたり、実践している人たちがいる。世間は狭いと言いますが案外知らないものです。今年は美術、ダンス、音楽の各分野から4名のアーティストをご紹介します。
- B-1|Artist Study 2 稲垣智子(美術家)
- B-2|Artist Study 3 飯川雄大(美術家) 聞き手:江上ゆか(兵庫県立美術館学芸員)
- B-3|Artist Study 4 中間アヤカ(ダンサー、ダンスアーティスト)
- B-4|Artist Study 5 山根明季子(作曲家)
B-1|Artist Study 2 稲垣智子(美術家)
日時:2025年10月24日㈮ 19:00〜20:30
会場:BARまどゐ (神戸市中央区山本通2-3-12 まなびと北野基地1階)
参加費:¥2,750-
講座内容:
「インスタレーションを通して社会とつながる:アーティストの実践から考える」を軸に、自身の活動紹介を交えながら、インスタレーションという表現形式の特性や、作品を通じた社会との関わりについて考察します。アーティストが何を考え、どの ように制作し、生活しているか──アートスペース運営や制作活動、アーティスト・イン・レジデンスなどの経験を含めて、 アートと社会の関係性の変化にも触れます。
講師:稲垣智子(美術家)
神戸在住。ロンドンの美術大学卒業後、日本帰国。大阪大学大学院アート・メディア論修士課程修了。国内外で 展示やアーティスト・イン・レジデンスを行う。作品は、ビデオインスタレーションが多く、生と死、自然と人工、そして男女の 境界を模索するものがある。アートディレクター、プロデューサー等の経験があり、2025年秋には新たなアートスペースを 立ち上げ予定。社会とつながるアートの実践を日常の中で問う。
https://tomokoinagaki.com/
B-2|Artist Study 3 飯川雄大(美術家)
聞き手:江上ゆか(兵庫県立美術館学芸員)
日時:2025年11月21日㈮ 19:00〜20:30
会場:BARまどゐ (神戸市中央区山本通2-3-12 まなびと北野基地1階)
参加費:¥2,750-
テーマ:「展覧会と人」
「家スカート」展(2004年、千葉さんの別宅、京都)で本人と作品にあってから、かなり長いこと、全部ではないけれど、折に触れて飯川さんの作品を見てきたと思う。けれど、2021年の国立国際美術館ニュース『Make Space, Use Space!』を読んで仰天した。まさか、あの人のこんな作品が原体験にあったとは! 果たして飯川さんはどうやって美術作家になったのか。アーティスト飯川と、神戸・関西のアートシーンの知られざるつながり。そして、ここ神戸で、作家として生きる、とは? 面と向かって聞いたことのないあれこれを、この機会に聞いてみたい。そして、今後の展望も。(江上)
参考✴︎国立国際美術館ニュース 2021.12 第243号[PDF] Make space! Use space!/飯川雄大(アーティスト)https://www.nmao.go.jp/museumnews/museumnews243/
講師:飯川雄大(美術家)
神戸を拠点に活動。2007年より継続している〈デコレータークラブ〉シリーズは、公共空間や制度への介入、記憶、感覚、身体性といった要素を内包し、観客の参加や想像力によって完成される構造をもつ。これまでに「同時に起きる、もしくは遅れて気づく」(彫刻の森美術館、2022年)、「チャンネル12 |メイクスペース、ユーズスペース」(兵庫県立美術館、2022年)で個展を開催。2026年春、水戸芸術館現代美術ギャラリーにて個展「大事なことは何かを見つけたとき」の開催が予定されている。
https://takehiroiikawa.tumblr.com
聞き手:江上ゆか(兵庫県立美術館学芸員)
1969年兵庫県生まれ。1992年より兵庫県立近代美術館(現・兵庫県立美術館)学芸員。
「新収蔵品紹介 信濃橋画廊コレクション」(2013年)、「関西の80年代」(2022年)など、かつての、そして現在につながる関西のアートシーンに関する展覧会を担当。
B-3|Artist Study 4 中間アヤカ(ダンサー、ダンスアーティスト)
日時:2025年12月19日㈮ 19:00〜20:30
会場:BARまどゐ (神戸市中央区山本通2-3-12 まなびと北野基地1階)
参加費:¥2,750-
【紹介文】横堀ふみ(NPO法人DANCE BOX プログラム・ディレクター)
中間アヤカはダンサーです。この世のありとあらゆるモノから振り付けられたいと願っています。
彼女の仕事は、自らを踊らせる場を設けることから始めます。そして、彼女のダンスを契機に、新たなダンスを誘発するような仕掛けを潜ませていくのです。それらは、舞台美術の木々の揺らぎも、観客も、もしくはここにいない存在も、ダンスになりうるのです。
これまでの数々の場の根底にあるものは、「ダンスはだれのものなのか」ということ。
そこで、現行のプロダクション・システムがもつ権力構造を一つ一つ解いていきます。一見、牧歌的に。そして、“ダンス”と“ダンス以外”の無数の事象とを結びつけながら、ダンスの輪郭を炙り出していくのです。
講師:中間アヤカ(ダンサー、ダンスアーティスト)
別府生まれ、神戸在住。「ダンスとしか呼ぶことのできない現象」を追い求め、それが現れる瞬間を他者と共有するための仕掛けを創り出すことに挑戦している。これまでの作品に、庭で他者の記憶を踊る4時間のソロダンス『フリーウェイ・ダンス』、空き地に建てた仮設劇場を運営し解体までを見届ける『踊場伝説』などがある。2022年度よりセゾン文化財団セゾン・フェロー。第16回神戸長田文化奨励賞受賞。
https://ayakanakama.studio.site/
B-4|Artist Study 5 山根明季子(作曲家)
日時:2026年 2月13日㈮ 19:00〜20:30
会場:BARまどゐ (神戸市中央区山本通2-3-12 まなびと北野基地1階)
参加費:¥2,750-
テーマ:スコアを解(ほど)く-創造と再創造
実験音楽やミニマルミュージック、そしてフルクサスの試みを参照しながら、音符によるヒエラルキーを離れ、音・光・身体・メディア・他者との協働へと広がる創作のかたちを考えます。一人では完結しない「スコア」を介した創造と再創造の可能性、そしてそこに生まれる関係性について、これまで活動してきた現場での経験を手がかりに、「共につくる」ための対話と実践として共有します。
講師:山根明季子(作曲家)
神戸在住。作曲、ディレクション、実験音楽等の演奏、視覚芸術まで横断的に活動。消費や管理、少女性、ポップ、近代芸術観など大きな仕組みやその痛みに関する主題を多く扱う。作曲作品に琵琶とオーケストラのための《ハラキリ乙女》、任意の編成のための《状態》、《カワイイ^_ ☆》など。監修公演に神奈川県民ホール『CxC ジョン・ケージx 山根明季子』、両国アートフェスティバル2024『二次創作』など。音を介した探究や対話の場を作ることを続けている。
https://akikoyamane.com/















