〈3回連続コース〉

4|展覧会の作り手

芸術作品の作り手がいるように、それを発表する場や鑑賞する環境、展覧会自体の作り手がいます。
この講座ではそうした​作り手たちのお話を聞くことで、アートに対する様々な視点や活動について理解を深めてゆきます。
今回はキュレーションについて神戸出身のインディペンデント・キュレーターの林寿美さんを講師に迎え連続講座を開催します。

協力:The Terminal KYOTO、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川​、京都芸術センター

4-①
「展覧会をつくること/展覧会の作り手:①美術館学芸員として」

日時:2025年 9月19日㈮ 19:00〜20:30
講師:林 寿美(インディペンデント・キュレーター)
会場:BARまどゐ (神戸市中央区山本通2-3-12 まなびと北野基地1階​)

【講座内容】

DIC川村記念美術館(千葉県・佐倉市)の開館準備室から22年半にわたり、学芸員として勤務した間に企画した展覧会を中心に、美術館でのキュレーションについてお話しします。企画はどこから生まれるのか。
借用先とはどのように交渉するのか。現代作家とはいかなるやりとりをするのか。
そして多くの関係者を巻き込みながらどんなかたちに落とし込むのか。
作り手という別の角度から展覧会をとらえていただくことができるでしょう。​

4-②
「展覧会をつくること/展覧会の作り手:②インディペンデント・キュレーターとして」

日時:2025年 9月26日㈮ 19:00〜20:30​
講師:林 寿美(インディペンデント・キュレーター)
会場:BARまどゐ (神戸市中央区山本通2-3-12 まなびと北野基地1階​)

【講座内容】

インディペンデント・キュレーターとは、組織に属さないフリーランスのキュレーターのこと。
仕事の現場は美術館からより広い場所へと移り、人との関わりも大きく変わります。
2014年の横浜トリエンナーレや、2019年に神戸で開催した「TRANS-」での実体験から、芸術祭やアート・プロジェクトでの企画立案から実現にいたる道程、作家との協働、地域連携などについて、詳しくお伝えします。​

4-③
「展覧会をつくること/展覧会の作り手:➂『ひとり(ぼっち)』展を観る」​

日時:2025年10月25日㈯ 14:00〜16:00​
講師:林 寿美(インディペンデント・キュレーター)
会場:The Terminal KYOTO 
協力:ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川/The Terminal KYOTO
トークイベント共催:京都芸術センター
*講師がキュレーションした展覧会を一緒に見学した後、京都芸術センターでの共催トークイベントに参加します。

ひとり「ぼっち」展WEBサイト Hitori(bocchi) – Solitude – Goethe-Institut

共催イベント:

「展覧会の作り手:『ひとり(ぼっち)』展の場合」(ARTS STUDY 2025×KYOTO ART BOX)|イベント|京都文化芸術オフィシャルサイト Kyoto Art Box

【講座内容】

講師がキュレーションする展覧会を現地で一緒に鑑賞します。鑑賞後、本展について特別講義(トークイベント)を開催します。ゲストに本展出品作家の松井沙都子さんをお迎えします。

展覧会会場:The Terminal KYOTO 〒600-8445 京都府京都市下京区新町通仏光寺下ル岩戸山町424番地
トークイベント会場:京都芸術センター 〒604-8156 京都府京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2

【講師紹介】

講師:林 寿美(インディペンデント・キュレーター)

国際基督教大学卒業後、DIC川村記念美術館に勤務し、ロバート・ライマン、ゲルハルト・リヒター、マーク・ロスコの個展などを企画。2012年に独立し、横浜トリエンナーレ、「トラベラーまだ見ぬ地を踏むために」(国立国際美術館)、ゲルハルト・リヒターの豊島プロジェクトをはじめ、国内外の展覧会やアートプロジェクトに携わる。2019年には神戸のアート・プロジェクト「TRANS-」のディレクターを務めた。

神戸大学国際人間科学科非常勤講師、国際美術評論家連盟会員。主な著書に『ゲルハルト・リヒター絵画の未来へ』(2022年、水声社)