六甲山にC.A.P.がやってきた!!
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C.A.P. produce
「六甲イカスヴィラ」
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会期:2020年9月12日(土)〜11月23日(月祝)
時間:10:00〜17:00(16:30最終入館)
※休業日9月17日(木)、9月24日(木)
会場:グランドホテル六甲スカイヴィラ 迎賓館
〒657-0101 神戸市灘区六甲山町西谷山1878-86
入場無料
アクセス:「六甲ケーブル山上駅」より徒歩約20分。
六甲ミーツ・アート展覧会場をまわる山上バス(有料)もあります。
お車でお越しの方は平日はグランドホテル六甲スカイヴィラの駐車場をご利用ください。土日祝日は臨時駐車場を開設予定です。そちらをご利用ください。
会場案内(「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020|六甲山ポータルサイト ROKKOSAN.COM」へリンクします。)
問い合わせ:C.A.P.(特定非営利活動法人 芸術と計画会議)
650-0003 神戸市中央区山本通3-19-8海外移住と文化の交流センター内
tel&fax:078-222-1003 (10:00-19:00 月曜休館)
info@xd804119.wp.xdomain.jp
http://www.cap-kobe.com/
協力:フジカット有限会社/シィアンドビィ株式会社
主催:六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社
アート鑑賞におすすめ!六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020の有料会場に入場できるお得な「鑑賞パスポート」発売中!
公式ホームページはこちらから!!
10年あまり閉ざされていた建物を活かす、そして小さなアートセンターとして生まれ変わらせようとするイカすプロジェクト!
海外からのリモートも含めアーティスト延べ32名が参加。
当時の趣を残した客室や廊下、屋外テラスでの作品展示、アーティストのグッズが買えるショップ、小さなくつろぎのスペースも用意します。
鑑賞者とアーティストが交流できる「六甲イカスヴィラ」に是非お越しください!
最新の情報はTwitterとinstagramでお知らせしています!
[イカスインフォ:2F]
C.A.P.と海外のアートグループで実施しているSee Saw Seedsプロジェクトについての情報や記録誌など閲覧できる情報コーナーです。また、参加作家の作品やグッズ、ドリンクなどの販売もあります。ご来場の際には是非お立ち寄りください。
<参加アーティスト>
■浅山美由紀「物語は生まれ続ける」
森や山の中に住む目に見えない生物たちの気配をイメージして、インスタレーション作品を制作します。かつてホテルだった部屋は、生物たちの楽園。人の痕跡や記憶が残るこの部屋で、新たな「物語」が生まれ続けていきます。静かにそっと生物の気配と「物語」を感じてみてください。
■池原悠太「Visions」
私は水彩画や写真、テクスチャをコラージュしていくことで、森羅万象が大きな潮流の中で渾然一体となり循環していく様を表現しています。今回は、グランドホテル六甲スカイヴィラ 迎賓館で多くの来訪者に利用されていたブラウン管TVを作品媒体として使用し光と時間軸を与えることで、鼓動するビジュアルアートをそのモニター内に映し出します。Video Kaffeとこのシステムを共有予定。
■Video Kaffe「Screen Breach」
Mark Andreas, Sebastian Ziegler, Tom Burtonwood, Jack Balance, Jip de Beer, Holly Holmes, Jenny Mild
池原悠太のTVモニターシステムを利用してフィンランド、アメリカ、オランダ、そして六甲山を繋いで行うパフォーマンス作品。Video KaffeはフィンランドのアートグループでC.A.P.と共にSee Saw Seedsプロジェクトを推進している。今回はオランダのSIGNギャラリーも参加予定。
■上岡雄貴「Trace / “MEMORY”」
私はネガティブな“MEMORY”に四六時中悩まされている。これにあなたの“MEMORY”を混ぜて改竄しようと思う。出来上がったそれは素敵で楽しい。今のところそうはならず、二つの“MEMORY”の境界をより確実なものにしたようにも感じられる。いつか境界が曖昧になり、二つの“MEMORY”が完全に混り合う事があるとしたら、その時がこの“MEMORY”の完成で、そして終わりなのだろう。
■大塚奈緒子「カビテラリウム」
カビと言えば体に悪い印象ですが、日本では清酒やみそ、しょうゆ、かつお節も麹黴が使われています。私達の生活に近い生き物「カビ」をカビテラリウムとして、改めて見てみませんか。六甲山で展示することの厳しさに対応する作家達の努力を知ってもらうきっかけになればと思います。
■紙野永子「想い出 ~愛しの紙ぶくろ&ポストカード~」
買い物の際に渡される紙ぶくろや、展覧会で必ず買ってしまうポストカードたち。「&C」の紙ぶくろは、初の海外旅行で行ったフィレンツェでどうしても行きたかった房具店のもの。映画「アメリ」に出てきたミヒャエル・ゾーヴァの絵葉書。イカスヴィラの余白空間を愛しの紙ぶくろ&ポストカードたちが彩ります。
■川口奈々子「void」
今回の作品は、「Dried drawing」という私のオリジナル技法を用いた。これは、和紙の上にペンや水彩でドローイングしたのち水糊を塗布し乾燥させ、テクスチャーを半透明でパリパリとした質感に変化させる手法である。瑞々しい生をもったモノたちが抜け殻になったような不思議な空虚感を纏うことになる。
■河村啓生「命と肥やし」/「死ぬのにもってこいの日」
たくさんの命を育む環境でありながら、人間にとっては死者が還るところでもある「山」に、生と死が背中合わせに続く大きな連環の象徴としてのタマゴを贈ります。また『今日は死ぬのにもってこいの日』(原題:『MANY WINTERS』 / 日本語訳:金関寿夫)という本と同名の詩をもとにした作詩と朗読ワークショップの記録を展示します。
■國久真有「IKASU PAINTING」
グランドホテル六甲スカイヴィラ 迎賓館にイカスペインティングをします。イカスペインティングに努めます。よろしくお願いいたします。
■柴山水咲「満天の言葉 A sky full of words」
昔日の面影が残る小さな部屋に広がる言葉の星。残された痕跡や窓から見える風景、自然や光の移ろいを観察し、言葉のドローイングを紡ぎます。絵画をともに展示し、会期中ライブドローイングも行います。鑑賞者には、ある一瞬の出会いから過去と現在、未来がつながるような体験が生まれたらと思います。
■築山有城+櫻井類「スパイラル器官」
彫刻家・築山有城が合板の廃材をひたすら丸く切り抜き、それに画家・櫻井類がすごい勢いで絵を描いて完成させます。この度はスカイヴィラの5Fまである階段室を縦に活かし、何度でも昇り降りしながら楽しめる空間をつくっています。渾身のカラフルインスタレーションをお楽しみください。
■なかむらゆきこ「RC505 Mbira streaming」
ジンバブエのムビラ伝統曲をループステーションによる即興多重演奏でイカス音に作り上げる過程をイカスヴィラから配信します。#ikasumbira
*毎週水曜日朝10:00から配信しています。(~11/23迄)
https://www.youtube.com/user/okirakugama
https://www.instagram.com/yuki_ko_nakamura
■鳴海健二「鳴海珈琲研究所」
C.A.P.で珈琲と言えばわたくしです。昔からC.A.P.でみんなのために珈琲をいれていましたが今は鳥取在住。時々旅人のように現れて、イカス空間を提供しましょう。
■ねんどるず「Sediment Surface (堆積の表層)」
サイトウヒデ・城野いつこ・竹中吉彦・美馬美穂
ねんどるずはC.A.P.のクレイスタジオで出会い、このプロジェクトに参加にしよう!と結成。山に雨が降ることで土が流され、海に至り長い時間をかけ堆積、ふたたび隆起することで六甲山が形成されてきました。そんな雄大な自然をグランドホテル六甲スカイヴィラ 迎賓館の屋外テラスに再現します。
■マスダ ケイコ「鍵の標本箱」
「かつてスカイヴィラの客室の扉を護ってきた鍵。そこには鍵鳥(keybird)という、鍵の役割をする鳥が使用されていた‥」という設定のもと、鍵鳥の標本箱と、その姿を描いた作品を展示します。
■ マスダマキコ「動物雲の作り方」
刻々と変化する雲の造形的な面白さといったら本当に飽きない。私が作るものもこうありたい。そして影絵。見えない部分に想像力をかき立てられる。小さいものが大きくなり、明るい時には分からなかった形が現れる。気がつけば、影を見ているのではなく、光を見ているのだ。こういう作品を見てもらおうと考えている。
■Katrin von Maltzahn、David Atwood「Visual Dialogue」「Home Studio」
ベルリンと日本、離れた場所に住むふたりのコラボレーション。新型コロナによって遠隔コミュニケーションはより重要な意味を持つようになった。ふたりはそれぞれにアートと家庭用品の境界線で制作を続け、作品としての壁紙、日用品を素材にした彫刻が生まれた。ふたりの共通点を起点に、今回はふたつのインスタレーションとして展示。
■八木淳一「それはひまわりから始まった ゴッホに捧ぐ 「八木淳一の部屋」」
子供時代に「ゴッホのひまわり」と出会い、毎日のように見続け、この悲劇的な画家が気になって仕方がなかった。グランドホテル六甲スカイヴィラ 迎賓館の部屋を見ているうちにゴッホが晩年心の治療のために過ごした部屋のイメージが浮かび、ゴッホをリスペクトした「八木淳一の部屋」を作りたいと強く思いました。
■山下和也「Muko Blackboard」
黒板塗料で全面塗装された旧客室。部屋には質問が示され、来場者はチョークで自由に回答できます。とても簡明な質問ですので、是非ご参加ください。皆さんの回答の痕跡が空間を徐々に変化させてゆきます。会期中の変化の様子も作家のSNS等で時々アップする予定です。
■吉澤佑樹「衆」
脳が処理し映像や音として解析したものを私達は「見た」「聴いた」と認識している。個人によって差があり共通の認識をしているようでも全く違う世界が見えている可能性がある。人間をタコの火星人のような形と認識している人がいるかもしれない。この作品は私の脳が処理した風景です。
□ Maggie Rapuano「Matchbox: Free Art / Shared Art」
マッチ箱を利用して作られた小さな世界。来場者はこの作品を無料で持ち帰って保有する。その間、写真を撮って作家にメールし、7日後に別の誰かにこの作品を手渡す。ラプアノは、ケーブル山上駅で展示しているブレーメンのギャラリー・ヘロルドのアーティストのひとり。
△△△六甲ケーブル山上駅〜ギャラリー・へロルドのアーティストが作品展示△△△
ドイツのブレーメンで活動するギャラリー・へロルドと神戸のC.A.P.による交流プロジェクトSee Saw Seeds Effect「ENJOY MISUNDERSTANDING in KOBE」。7名1組のアーティストが招待作家として六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020に参加しています。マギー・ラプアノはイカスヴィラで、他6名1組は六甲ケーブル山上駅で展示しています。イカスヴィラと合わせてお楽しみください。
[C.A.P.(NPO法人 芸術と計画会議)について]
神戸で活動するアートグループ。1999年に廃ビルだった旧神戸移住センターでCAP HOUSEプロジェクトを実施。この建物は現在、神戸市立海外移住と文化の交流センターとなり、C.A.P.は指定管理者の一員として活動を続けている。ドバイ、ハンブルグ、トゥルクのアートグループに呼びかけSee Saw Seedsプロジェクトを2016年より実施。六甲山上駅で展示しているブレーメンのギャラリー・ヘロルドのアーティストたちもこのプロジェクトに参加している。
C.A.P.の活動は以下のみなさまに支えられています。
C.A.P.サポーティングメンバーシップ(2020年8月2日現在/五十音順・敬称略)
個人会員:有馬亜紀/井上よう子/井上郷子/江上ゆか/大野裕子/落合治子/加川純子/笠原夏子/金山忠司/神尾和寿/神尾博子/河合美和/河村佳奈/久保田綾子/熊谷寿美子/児玉由紀子/澤木久美子/椎名亮輔/四方敦子/柴田元幸/芝地稔/下田雅子/城野浩志/菅野昭一/杉崎博一/杉山知子/垰下憲司/高橋奈王子/高安美帆/田尻麻里子/ダニエル・ピエール/塚口明俊/JUN TAMBA/中川真/野口宗代子/服部正/林敬子/平田隆行/廣田均/増田興司/松尾良一/松田浩一/村上豪英/八木淳一/安居和弘/安川エリナ/山木加奈子/山中佐緒理/遊免寛子
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