絵を描くと、絵ができる。「描く」という行為が「絵」というモノに換算される。モノとしての絵が、私の「きた道」を現実的に証明する。でも、それは実のところ大した問題ではない。生まれ、老いて、死んでゆく、その流れの中に差し込む光や、その底の闇を、なるべく正直にすくい取ることだけが重要なのだ。
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大学を出てからの1年間、C.A.P.が運営するスペースの一角を使って制作を続けてきた2名のアーティスト、阿部真也と高木伽偉。自らが生きる実感と結びつけながら、それぞれの手法で「絵を描く」という営みを続けてきた2名による、絵画やドローイングを中心とした展覧会です。



展覧会:きた道、ゆく雲、ながれる水
2025年4月5日(土) 〜27日(日)
10:00〜19:00/月曜休館
出品:阿部真也、高木伽偉
会場:KOBE STUDIO Y3
650-0003神戸市中央区山本通3-19-8海外移住と文化の交流センター内
phone/fax:078-222-1003
email:info@cap-kobe.com
(10:00~19:00/月曜休)
交通:
JR・阪神「元町」駅より徒歩15分、地下鉄「県庁前」より徒歩10分、
三宮から市バス7系統で「山本通3丁目」下車徒歩2分
お車でご来館の方は、有料駐車場(9:00~18:00)をご利用下さい。
【関連イベント】
ギャラリートーク「絵を描くことについて」
4月13日(日)14:00~15:00
ゲスト:中山玲佳(画家、神戸芸術工科大学 准教授)