4/8(日)サウンド・アートの即興的対話〜ヨハネス・シスターマンス来日公演

サウンドアート・ラジオアート・現代音楽の分野で活躍するヨハネス・シスターマンスがドイツから来日。共演は、広島在住の作曲家・即興演奏家の寺内大輔と三宅珠穂、そしてヨハネスと20年近くコラボレーションを続けている電子音響音楽家の石上加寿也。4者4様の異なるコンテクストが融合され、また時には反発しあう即興的対話。

 

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サウンド・アートの即興的対話〜ヨハネス・シスターマンス来日公演
2018年4月8日(日)15:00(14:30開場)~17:00

出演:ヨハネス・シスターマンス、寺内大輔、三宅珠穂、石上加寿也
料金:予約2,000円、当日2,500円、学生割引1,000円

 

【出演者プロフィール】


ヨハネス・シスターマンス Johannes S. Sistermanns
1955年ドイツ・ケルン生まれ。
ピアノをクラウス・ルンツェ、作曲およびミュージックシアターをマウリシオ・カーゲルに師事する。
世界各地でサウンドパフォーマンスやインスタレーション、電子音響音楽/アクースマティック作品の上演をおこなう。また数多くのラジオアート(ヘールシュピール)作品を手がけ、WDR(西部ドイツ放送)やSWR(南西ドイツ放送)などで作品が放送されている。1997年にラジオアート作品のための賞であるカール・シュッカ奨励賞、2008年にはドイツサウンドアート賞、2016年にはライプニッツ・ハーモニー国際作曲コンクールにて受賞するなど様々な受賞歴がある。

 


寺内 大輔 (てらうちだいすけ)
作曲家,即興演奏家。
エリザベト音楽大学大学院,九州大学大学院修了。博士(芸術工学)。
手がけてきた音楽は,室内楽,パフォーマンス作品,即興演奏,校歌,サウンドアート作品,BGM等,多岐に渡る。これまで,日本を含む12カ国で作品発表や公演を行っており,CD,楽譜も国内外で数作品出版されている。現在,広島大学教育学研究科准教授。
http://dterauch.com

 


三宅 珠穂(みやけたまほ)
作曲家、即興演奏家。
相愛音楽大学作曲専攻卒業。同専攻科修了。
2004年、クラリネットとチェロのための「Two or More」が韓国・大邱国際音楽祭 の「世界の若い作曲家コンサート」に招待。2005年、弦楽四重奏のための「Uncountable」が、インドネシア・ジョグジャカルタ現代音楽祭に入選。2006年、2本のヴァイオリンと打楽器のための「b. 」が、イタリア・トリノのI. C. O. M. S国際作曲コンクール特別賞受賞。即興演奏活動では、ピアノ、テルミン、チェロ等様々な楽器を使い、これまで、琴などの和楽器を含む様々な楽器の演奏家、書道家、ダンサーなどと共演。ファッションショーの音楽などBGMも手がける。
http://www.hi-ho.ne.jp/tamaho

 


石上加寿也 KAZUYA ISHIGAMI
1972年大阪生まれ。幼児期からテープレコーダーで遊び、小学生の時にはカットアップ・コラージュもどきの作品を作って楽しむ。高校生の時にミュージック・コンクレートとノイズミュージックに出会い作品を作り始める。1997年、ミュージック・コンクレートの聖地であるフランスINA-GRMにて作品制作および発表をおこなう。DR(ドイツ公共放送)での委嘱作品をはじめ、WDR(西部ドイツ放送)、FUTURA国際電子音響音楽祭(フランス)、MUSLAB国際電子音響祭(メキシコ)、SILENCE国際電子音響音楽祭(イタリア)、ICMC国際コンピュータ音楽会議2015(アメリカ/テキサス) などで作品上演をおこなう。 自主レーベル”NESU-318″を主宰し、これまでに100タイトルを超える作品をリリースする。