種が風に運ばれ、新しい土地で新たな生態系を作って行くようにシーソーに乗って見えたり隠れたり…彼らの活動はそれぞれの土地のコミュニティーに波紋を起こし、芸術文化を媒介にして繋がっていく地球規模のコミュニティーを形成してゆくスターター

ドバイのタシキールスタジオ、ハンブルグのゲンゲフィートル、トゥルク(フィンランド)のビデオカフェ、そして神戸の C.A.P. (特定非営利活動法人芸術と計画会議)。 See Saw Seeds は、それぞれ地域でアートコミュニティーを形成するこれらの組織が、アーティストやリサーチャーを交換して行なったプロジェクトです。  4つのコミュニティーは連帯しながらそれぞれ現地での主催者となり、互いの協力のもとこのプロジェクト全体を進めてゆきました。そしてアーティストは滞在中、現地の人たちに助けてもらいながら作品制作、展覧会、プレゼンテーションやワークショップなどを行い、相手の国からアーティストがやって来ると、メインホストとなって自分の地域や文化を紹介してくれました。

これまでの活動

2016~2017

SeeSawSeeds An experiment connecting four art-communities
4つのアートコミュニティーをつなぐ試み

参加者

ルーバ・アル・アラージ、チューリップ・ハズバ (ドバイのタシキールより)

ダグマー・ラウバルト、ババック・デコルディ、カヴィ・アフサヒ (ハンブルグのゲンゲフィートルより)

ジャック・バランス、イエンヌ・マイルド (トゥルクのビデオカフェより)

浅野夕紀、川口奈々子、桜井類、俗田彩、高橋怜子、築山有城、藤川怜子 (神戸のC.A.P.より)

2018

SeeSawSeeds Effect
MoiMoi Konnichiwa 2018 in Turku

参加者

池原悠太、浦田さおり、山下和也〈アーティスト〉森信子〈制作〉

2019

SeeSawSeeds Effect
ENJOY MISUNDERSTANDING 2019
In Hamburg and Bremen

参加者

碧山とをこ、デイビッド・アトウッド、上岡雄貴、芸林晶子、池原悠太、川口奈々子、エミリー・シエル、谷川武志郎、マスダマキコ

2020

SeeSawSeeds Effect
ENJOY MISUNDERSTANDING in KOBE

参加者

Anna Schilling /アナ・シリング、 Alexander Boll /アレクサンダー・ボール、Steinacker/Willand (Marina Steinacker & Susanne Katharina Willand) シュタイナッカー/ヴィラント (マリナ・シュタイナッカーとスザンネ・カタリナ・ヴィラント)、Susanne Katharina Willand /スザンネ・カタリナ・ヴィラント、Franziska von den Driesch/フランツィスカ・フォン・デン・ドリーシュ、Marion Bösen/マリオン・ボーゼン、Johannes Ellmer /ヨハネス・エルマー、Maggie Rapuano/マギー・ラプアノ

2021

See Saw Seeds Distance
ROKKO CHANG PONG
See Saw Seeds Exhibition

参加者

■C.A.P.(特定非営利活動法人 芸術と計画会議)
浅山美由紀   、David Atwood、池田圭、池原悠太、上岡雄貴、浦田さおり、大塚奈緒子、紙野永子、河村啓生、川本まい、Yura Kim、國久真有、サイトウヒデ、櫻井類、柴山水咲、田岡和也、垰下憲司(兵庫図書館)、築山有城、中西すみ子、なかむらゆきこ、奈良田晃治、鳴海健二、マスダマキコ、八木淳一、、矢野衣美、山下和也、吉岡琴子、よしかわのりん

■Galerie Herold(ギャラリー・へロルド)
Norbert Bauer、Alexander Böll、Marion Bösen、Ulrike Brockmann、Franziska von den Driesch、Johannes Ellmer、Anja Fussbach、Christian Heinz、Mari Lena Rapprich、Maggie Rapuano、Gertrud Schleising、Uwe Teichmann、Susanne Katharina Willand

■Videokaffe(ビデオカフェ)
Heini Aho、Mark Andreas、Tom Burtonwood、Holly Holmes、Jenny Mild、Sami Pikkarainen、Sebastian Ziegler