NPO法人関西ブラジル人コミュニティーCBKの東連寺八郎さんと彼を取材して動画を制作した田中胡桃さんを迎え、上映とトークを行います。東連寺さんはブラジル移住前、センター(海外移住と文化の交流センター)で研修を受け、22歳で永住権を持って移住しました。その後、家庭の事情で帰国し、現在はCBKで活躍されている数少ない日本人、今年80歳です。CBKの活動内容や現在の課題など伺います。
Speaking About「移住-帰国-CBK」【要予約】
2024年6月27日(木)19:00〜20:30/受付18:30より
会場:sumico
参加費:1,000円(1ドリンク付き)
話者:東連寺八郎さん(CBK)と田中胡桃さん(神戸大学国際人間科学部学生)
進行:下田展久
NPO法人関西ブラジル人コミュニティーCBKはすごい!とずっと思っていました。
おそらくほとんどの場合、日本での土地・家・財産を処分し、海外移住と文化の交流センターになったこの建物で研修を受け、ブラジルに渡った人たち。言葉も違えば文化も自然環境も違う、そんななかで子どもを育てブラジル社会でエスタブリッシュしていった彼ら。しかし日本の労働力を補うための移民法改訂を機に、その子孫が、今度はブラジル人として再び同じ苦労を日本ですることになったわけです。
外見が日本人であることは余計に日本の社会での苦労が多かったのではと想像します。そんななか我々のすぐそばで、互助的な活動がはじまりました。ゴミ出しのルールや学校との付き合いなど日本の文化の細かい慣習やルールを教え合って社会の中で生きていくために。そして、日本語も覚え、ブラジル人として母語や文化を子どもたちにもしっかり伝えていこうという活動を続けています。
日本人はほぼほぼ単一国家単一民族が当たり前と思われていますが、世界を見渡すとそんな地域はあまりありません。
東連寺さんの話、CBKの話を聞いて、今の社会課題を共有していけたらと思います。
ご予約方法:sumicoウェブサイトの問い合わせフォーム、または
お電話:078-222-1003(C.A.P.事務局)
メール:sumico@cap-kobe.com
からお申し込みください。