ARTS STUDY受講者優待「アジアの音楽コンサート」
アジアの音楽講座で学んだ内容を実際の素晴らしい演奏で体験しましょう。
料金(各回)
予約(受講者優待料金 1,500円/一般 2,500円)
当日(受講者一般関わらず)3,000円
会場
CAFE & BOOK+ GATHERING “sumico”
〒650-0003
神戸市中央区山本通3-19-8
神戸市立海外移住と文化の交流センター1F
「イランの音楽」〜ペルシャンサントゥール(谷正人)+トンバク(Yazdanmehr Razi)
2024年10月20日(日) 18:30〜
イランの音楽も、講座「アジアの音楽」で指摘される特徴と似た要素を有している。すなわちコード進行の代わりに、背景にずっと同じドローンが鳴り響くなかで音楽が展開していくという特徴だ。打弦楽器サントゥールは72本もの開放弦の響き・余韻が重なり合い、豊かな倍音が鳴り響く独特の世界観を持っている。打楽器トンバクは、「指パッチン」も含む非常に細かな指さばきを多用するもので、演奏を目で見る楽しさを再認識させてくれる楽器である。
「ラーガ音楽の喜び」〜インドの擦弦楽器サーランギー(中川祐児)+タブラー(林怜王)
2025年1月18日(土) 18:30〜
世界には楽譜を使わない、つまり演奏家がその場でアイデアを音響化する音楽が存在する。北インド古典音楽もその一つで、楽譜も作曲者も曲のタイトルもない。では何を手掛かりに演奏家は演奏をするのか。それは、数百あるラーガと呼ばれる特定の音階型である。人の声にも似た、むせぶような擦弦楽器サーランギーと打楽器のタブラーが即興的に繰り広げるラーガ音楽は、日常生活の喜怒哀楽を超えた純粋な音響の喜びを与えてくれる。
「悟りに至る尺八の音色」〜尺八(石川利光)
2025年3月23日(日) 18:30〜
一音成仏(いちおんじょうぶつ)という言葉が尺八の世界にある。尺八の一吹きで悟りに至るという意味だ。この発想は、尺八が江戸時代の普化宗僧侶だけに許された楽器であったことから来た。指穴が五つの単純な竹筒から発せられる音楽は、名人の息と指づかいによって広がる変幻自在な音色で精神的な深みへと誘う。今日まで残る尺八古典本曲は手拍子の打てない音楽である。つまり聴いて体が動き出すことはなく、精神を動かし、最後は心を平安に導く。
予約/問合せ
C.A.P.(特定非営利活動法人 芸術と計画会議)
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phone 078-222-1003(10:00-19:00 月曜休館)