榎 忠

榎 忠 ENOKI Chu

アーティスト

1944年香川県善通寺市生まれ。60年代後半から関西を中心に活動。前衛グループ「JAPAN KOBE ZERO」での活動(1970-76年)を経た後、街中での会場探しからはじめ、自ら展覧会全体を作り上げることを行ってきた。代表作「ハンガリー国へハンガリ(半刈り)で行く」(1977年)、「Bar Rpse Chu」(1979年)など型破りなパフォーマンスや、銃や大砲などを扱った作品、金属の廃材に新しい生命を吹き込んだ作品など、独自の世界を展開。美術館やギャラリーに限ることなく、現在も神戸を拠点に活動を続けている。
近年の主な展覧会に、個展「その男、榎忠」(KPOキリンプラザ大阪/2006年)、「ギュウとチュウ ―篠原有司男と榎忠―」(豊田市美術館/2007年)、個展「榎忠展 美術館を野生化する」(兵庫県立美術館/2011年) 、高野山開創1200年特別企画展「いのちの交響」(高野山真言宗総本山金剛峯寺/2015年)、「釜山ビエンナーレ2016」(釜山市立美術館/2016年)、「拡がる彫刻 熱き男たちによるドローイング」(BBプラザ美術館/2017年)、個展「MADE IN KOBE」(ギャラリー島田/2018年)、「百代の過客」(ART BASE百島/2018年)、個展「RPM-1200」(ANOMALY/2020年)、個展「祭の日には大砲を鳴らせ!」(city gallery 2320/2021年)、個展「Pumice(パミス)」(ギャラリーノマル/2022年)など


担当講座

A-8 : 1/15(水) 「ハプニング?チュウさんにお聞きします。」 聞き手:武澤里映

聞き手:武澤 里映 TAKEZAWA Rie (兵庫県立美術館 学芸員)
1960年代から70年代にかけての日本におけるハプニングの受容を研究している。共著に『アートワーカ
ーズ』翻訳出版(フィルムアート出版/2024)。